2020年9月の中山でデビューしたフェアビアンカですが、新馬戦2着と見どころがあったものの二戦目はデムーロのミスもあり大敗していました。
今回は仕切り直しの一戦ということで、ルメールを配して必勝で臨みました。
2020年12月5日 2歳未勝利 中山芝2000M 1番人気 3着
- 20/12/5 伊藤大厩舎
- 5日の中山競馬ではやや伸びあがるようなスタートになり好位から進める。流れを見つつ3角過ぎあたりから仕掛けていき直線外に出すが、ジリジリとした伸びにとどまり3着まで。「正直に言うと、今週はカイバに見向きもしなかったので維持できるかどうか不安に思っていました。ただ、ご存知の通り体を増やして出せましたし、競馬場に着いてからもレースへ向かうまでも比較的落ち着きを保てていました。上手に対応してくれているのですが、スタートはやや伸びあがるような格好になりましたね…。ワンペースなところがあるのは初戦から見せていましたし、できることなら前々で押し切るくらいの競馬をしたいところなのですが、結局前に行った馬と途中からまくって位置をあげた馬に先着を許す形になってしまいました。上手く行かず歯がゆいです。ルメールに聞くと“このスローのなかでも折り合いを欠くことはないし、上手に走っているし、距離の問題もなさそう。ただ、ちょっと滑ったりしていて雨の影響もあったかな…。東京のときのような馬場ならもっと来れていたかも”と言っていましたね。東京だとビュッと切れる馬にやられる可能性も大いにあったでしょうし、コースということではなく雨ということでしょう。おそらく大丈夫だとは思いますがダメージがないかを慎重に確認し、その後、カイバや体、テンションの変化がどの程度かを踏まえて続戦か一度リフレッシュに出すか判断したいと思っています」(伊藤大師)前走は終始マークされるような格好で完全に脚を余してしまう形となってしまいましたから、改めて力を発揮して巻き返してくれればと思っていました。しかし、残念ながら直線では思うように弾けず前を行く2頭を交わすまでには至りませんでした。初戦からワンペースなところがありましたし致し方ないかと思いますが、なかなかスッキリと行かないだけに歯がゆいです。展開ひとつと言ってもいいでしょうから、何とかうまく勝ちあがってくれたらと思っています。この後についてはレース後の状態を見たうえでどうしていくか検討していきます。
調教師の切れる馬ではないというコメントからも今回は逃げることもありだと思っていましたが、これまでとは異なりスタートが良くありませんでした。
ワンペースな部分があるようで、溜めても伸びないのですが、逃げた馬がそのまま残るという新馬戦同様の展開だったためモヤモヤ感が残る結果に...
距離は問題なさそうとのことなので2000Mの小回りを狙って、勝ち上がりの順番待ちをすることになるのだと思いますが、経験上勝てるときに勝っておかないと厳しくなってきます。
続戦の可能性もあるとのことなので、体調が整えば年末年始のレースに登場してこれまでのモヤモヤを晴らすレースをしてほしいなぁと思います。
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