一口馬主の楽しみが出資馬の選択や応援ですが、出資すると必ず訪れるのが登録抹消です。
競走成績やケガなど登録抹消になる理由は様々ですが、必ず引退のお知らせが届きます。
キャロットクラブでは、母馬優先制度がありますがノーザンファームで繁殖に入らない限り、子供が募集対象とならない可能性が高いです。
そのため、引退後の行先に関心が集まりますが、引退後の情報が少ないためどうしたんだろうと思っていたりしますが、「引退のお知らせ」を改めて精査してみました。
これまでの出資馬の引退後の行先は次のとおりです。
①オークション出品の上、地方
(出資馬)サンルイス、ゼルビーノ、アリュマージュ、パストゥレイユ
キスミーダーリン、カラドゥラ
JRAでは未勝利で勝ち上がれなかった出資馬は、楽天の開催するサラブレッドオークションで売却されていますが、ノーザンファームに限らず、すぐに繁殖入りというのは難しいようです。
なお、アリュマージュはグレイトフィーヴァー産駒ということもあり、グランド牧場で繁殖入りできたようです。
②オークション出品の上、繁殖
(出資馬)クロスパール
クロスパールは1勝をあげフサイチパンドラにつながる血統ですが、この牝鶏は活躍馬が少ない(アーモンドアイがイレギュラー)なのか外に出されています。
③繁殖
(出資馬)フレイムタワー ノーブルワークス
フレイムタワーは名牝アゼリの数少ない牝馬、ノーブルワークス(父ワークフォース、母父ディープインパクト)は2勝しているとともに活躍馬がいる血統でローズノーブルの初子で現時点で唯一の牝馬です。
クラブ馬関係だと繁殖に入るタイミングでサラブレッドオークションで売却しないとノーザンファームのセールで販売するしか選択肢がないと思われます。
毎年、こちらで売却している引退馬がいるのでノーザンファームの外に出される可能性がありますが、まずはノーザンファームで種付けを行うようで、母優先制度の可能性が残されます。
④乗馬
ダイタルフォース
喉なりによる競走能力喪失が引退理由のため、厳しい結果になっています。競走馬が経済動物なので厳しい現実も知っていますが、どこかで元気だったら良いなぁと思います。